畳について

畳は空気の浄化や保湿など優れた性質をもっています

畳は高温多湿の日本の四季にもっとも適した床材として、生活に生かされてきました。また、畳は
二酸化窒素などの有害物質を吸着する他、湿度・温度調整機能など快適は生活空間をつくります。

1.体にやさしく、消音効果があります。

畳には素材であるい草が柔らかくて、体にやさしく音を吸収する消音効果があります。

2.快適な湿度を保ちます。

一枚の畳が約500ccの水分を吸収することができます。
さらに空気が乾燥すると、自然に放湿して、部屋の快適な湿度を保っているのです。

3.部屋の空気を浄化二酸化チッ素を捕らえます。

畳には、健康に悪い影響を与える二酸化窒素を吸着して空気を浄化する作用があります。

畳の耐久性の見分け方

畳表のヒゲと言われるい草の先端部分をご覧下さい。丸みを帯びたイ草は、茎の充実が良く、表皮も厚いので擦り傷などになりにくい傾向にあります。一方で楕円型に潰れたイ草は、茎の充実が悪く、表皮も薄いので擦り傷などの原因になる傾向にあります。い草そのものに実が入っており、写真のように織込み密度が高いと、より耐久性もある畳表となります。

畳の退色の見分け方

綺麗に退色する畳表は根元の色が白~黄色一色に近く、草の粒揃いも良くなります。一方で黒筋が入りやすい畳表は根元の色が赤、茶、黄、白など4〜5色になります。草の太さも太かったり細かったりしたものが混じります。

い草の種類

国産麻表

国産麻表

国産麻綿表

国産麻綿表

国産綿表

国産綿表

※代表的な商品を掲載しています。その他にもたくさんの種類をご用意しておりますので一度お問い合わせください。

畳表数年後

最上級品

上級品

中級品

普及品

下級品

※畳の経年変化、右は3年後のものです。

畳へりの種類

※その他にも多数のへりをご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

※その他取り寄せのへり⇒『高田織物

 襖(ふすま)について

保温、調湿、室内の有害物質を吸収する機能があります

襖には、保湿機能や調湿機能、室内の有害物質を吸収する機能があります。これにより、寒さを防いだり、湿気が多い時には水分を吸収し、乾燥時には水分を放出してくれます。また、間仕切りとして部屋同士を仕切る用途以外にも、襖絵が描かれている為、室内装飾としての役割も担っています。
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襖紙の種類

鳥の子紙

製紙技法・原料や印刷・加飾の仕方によって普及品から最高級品まで揃っています。紙に用いられる和紙は、伝統的な手漉き技法(流し漉き等)によるものと、特殊な抄紙機(しょうしき)による機械漉きのものがあります。鳥の子については、手漉きのものには語頭に「本」の文字を付けて「本鳥の子」、機械漉きのものには「鳥の子」と区別しています。

織物

織糸の種類や撚糸(ねんし)の数、更に印刷や加飾の仕方によって普及品から最高級品まで揃っています。撚糸は伝統的に用いられた天然素材のものと、主として合成繊維を用いたものとに分かれます。天然素材のものは、主として高級な無地として用いられますが素材の性格上、合成繊維に比べて一枚ごとに織り上がりの風合いが違います。この変化が天然素材の面白さと言えます。

襖の種類

山水

のぞみ

近江

※その他にも多数の襖紙をご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 網戸について

網戸は害虫を防ぎながら通気を確保してくれます

換気や通風を確保しつつ、虫が室内に侵入しないように用いる網戸。窓や扉(玄関・勝手口)などに設置する、大切な建具のひとつです。網戸の交換目安は、素材や劣化状況にもよりますが4~5年程度です。穴があいたり、網がたわんできたり、パッキンの劣化などの症状がみられたら交換をおすすめします。
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 障子(しょうじ)について

高い断熱性と、吸湿性や換気能力をもっています

直射日光を遮りつつ光を拡散させる働きがあり、外部からの視線を遮ったまま明るさを取り入れることができ、吸湿、換気機能を併せ持っています。障子紙が破れたり汚れたりしていなくても、前回の張替えから時間が経過していると障子紙自体が劣化していますので、張替えることをおすすめします。
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